大台ヶ原日出ヶ岳・大峰山八経ヶ岳 登山

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 大台ヶ原日出ヶ岳日本百名山)
大峰山弥山
大峰山八経ヶ岳(日本百名山)
住所 奈良県上北山村
標高 ひでがたけ 1695
みせん 1895m
はっきょうがたけ 1915m
特徴 ▲日出ヶ岳  奈良、三重の県境にある
高原台地の
主峰。枯死木が広がる
正木ヶ原は、自然の驚異を感じる。

▲八経ヶ岳 世界遺産に登録。
吉野から熊野までの
大峯奥駈道は、
修験者たちの修行の場で、
近畿地方最高峰。
満足度 ★★★★★
天気 ☁/☀

5/19  大台ヶ原日出ヶ岳
[上り] 0:45 [縦走] 0 [下り] 1:10
[歩行合計] 1:55
[往復歩数] 12950

  7:30  広島駅新幹線口・ツァーバス →
14:55  大台ヶ原駐車場  15:10・・
15:40  展望台・・
15:55  日出ヶ岳  16:05・・
16:20  正木峠・・
16:30  正木ヶ原・・
16:43  尾鷲辻分岐・・
17:15
  大台ヶ原駐車場  17:25 ツァーバス →
18:40  下北山村スポーツ公園・やすらぎ(泊)

5/20 大峰山八経ヶ岳
[上り] 3:55 [縦走] 0 [下り] 3:20
[歩行合計] 7:15
[往復歩数] 27600

  4:45  山荘 ツァーバス →
  5:40  行者トンネル西口駐車場  5:50
  6:50  奥駆道出合・・
  7:28  弁天の森・・
  7:55  聖宝ノ宿跡・・
  8:55  弥山小屋・・
  9:05  弥山・・
  9:45  八経ヶ岳  10:00・・
10:25  国見八方覗  10:55・・
12:40  奥駆道出合  12:50・・
13:50  行者トンネル西口駐車場  14:00 ツァーバス →
15:00  中荘温泉 ツァーバス →
21:30  広島駅新幹線口

 

5月19日 日出ヶ岳
169号線から大台ヶ原ドライブウェイを上る。標高1600mの高原に
広大な台地が広がる。ビジターセンター横、東大台登山口からスタート。

ツァーバスに揺られ、大台ヶ原駐車場

ウラジロモミ、トウヒ林の整備された歩道。多くの観光客が目立つ。

日出ヶ岳に向け出発

シカ対策に樹木の根元は金網が巻かれ、シカの好物ミヤコササは高さが
揃っている。30分でウッドデッキの展望台に来る。

ウッドデッキの展望台

東側は急斜で熊野灘が一望できる。海から湿った上昇気流が
急斜面を這い上がり、雨をもたらす。
屋久島に次ぐ多雨地帯だそうだ。

階段を上ると山頂

木段を上ると、展望台が現れ、360度見渡せる日出ヶ岳に着く。
大台ケ原の主峰で、大パノラマが期待できる。

日出ヶ岳 展望台

空気が澄んでいる時は富士山が展望でき、西には大峰山脈が連なり、
明日の予定の弥山と、八経ヶ岳が望める。

環境保護の木道、木段を上る。ツツジはある高さから下に葉が無く、
シカが食べた、ブラウジングラインがよく分かる。

正木ヶ原へ

正木嶺まで来ると視界は一転し、トウヒ林が立ち枯れ状態で、
寒々とした光景が広がる。大型台風で倒れ、光が差し込み、
ササが繁殖。奥深い森林が衰退した。

正木ヶ原に入る

酸性雨が原因?との報告もあるが、無残な姿である。シカの被害も
深刻化している。二頭のシカが、こちらを覗っている。

尾鷲辻分岐から駐車場へ

尾鷲辻分岐から、駐車場へのコースをたどる。谷沿いにはバケイソウが
芽を出し、マイナスイオンを、たっぷり味わって駐車場に戻る。

バスに乗りこみ、下北山村スポーツ公園内の「きなりの湯」に浸かり、
宿舎へ。(伸)

5月20日 弥山・八経ヶ岳
ツァー2日目、早朝出発し、連続するカーブの301号線を上って、
行者還トンネル西口駐車場。大峯奥駆道・弥山登山口の標識がある。

登山口

木の橋を渡り、急登が始まる。スローペースで露出した岩肌、木根の
階段をジグザグに上る。樹皮が赤褐色のヒメシャラが目立つ。

シャクナゲ咲く登山道

ピンクのシャクナゲが咲く尾根登り、愛子さま御印のシロヤシオが、頭上を
飾っている。大峯奥駈道の出合の尾根に出て休憩。

愛子様御印の シロヤシオ

新緑は始まったばかりで、淡い緑が美しい。起伏の少ない尾根で
森林浴に相応しい。石休場宿跡、標高1600m弁天の森を通過。

急峻な上り

バイケイソウの大群落が、緑鮮やかで、シカの被害に会わないのは
有毒らしい。理源大師像が居座る聖宝ノ宿跡で休憩。

シャクナゲに癒されて

ガスが迫るブナ林の中、急峻な聖宝八丁を折り返し上る。
長い木段を上りきると、ガスに囲まれた弥山小屋が現れた。

白骨林が広がる

鳥居をくぐって少しで弥山山頂。立ち込めたガスの中に白骨林が
広がる。芸能に、ご利益がある弥山神社に着く。
皇太子殿下行啓記念の石碑が建っている。

弥山山頂 弥山神社

弥山小屋まで戻り、岩場を下り、上り返し、オオヤマレンゲ自生地の
保護柵を通過する。ガスが流れる岩場を乗り越えると八経ヶ岳
展望は得られないが、達成感に満面の笑み。

八経ヶ岳 登頂

弥山近くの国見八方覗まで下山し、昼休憩。
苔群落が美しく、柿の葉寿司に箸を入れる。

柿の葉寿司

名残を惜しんで往路を下山し、乗車する。
林道で、突然現れたニホンカモシカに歓声があがり、中荘温泉で吉野川の
せせらぎを眺め、汗を流して広島へ。(伸)

ひろでん中国新聞旅行・大台ケ原-大峰山 登山ツァー
1泊2日35000円。

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