- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 伊予富士(2回目) 東黒森 |
住所 | 愛媛県西条市 |
標高 | いよふじ 1756m ひがしくろもり 1735m |
特徴 | 四国の背骨、 石鎚連峰の一角に 位置し、快適な展望の 笹尾根が続く。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☀/☁ |
4月30日 伊予富士・東黒森
[上り] 2:00 [縦走] 1:10 [下り] 1:45
[歩行合計] 4:55
[往復歩数] 23800歩
4:00 自宅→
しまなみ海道→
7:20 寒風山トンネルP 7:40・・・
8:25 桑瀬峠・・・
9:00 支尾根・・・
9:20 鞍部・・・
9:40 伊予富士 9:50・・・
10:25 東黒森 10:40・・・
11:15 伊予富士・・・
11:30 鞍部 11:45・・・
12:30 桑瀬峠・・・
13:15 寒風山トンネルP→
194号線→
高知・はるのの湯(泊)
4月30日 伊予富士・東黒森
しまなみ海道、11、194号線の旧寒風山トンネル高知側の駐車場へ着く。
トイレ、茶屋も備わり駐車場も広い。
最初から急坂を折り返し、一気に高度を増す。木々の芽吹きで淡い新緑の中、
軽快に登って行く。正面に迫る深い谷の残雪に目が引かれ、鶯の春を告げる
さえずりに耳を傾ける。
標高1451mの桑瀬峠に到着。昔、伊予と土佐を結ぶ街道の峠で、当時の風情が
残っている。登山道は ここで寒風山と伊予富士方面とに分岐する。
伊予富士に向けて笹尾根を上る。モミの大木を抜けるとピークにさしかかる。
雪渓を越え、支尾根に着く。ここから笹尾根の大縦走が始まる。
正面に現れた伊予富士を眺め、雲上を歩く気分が味わえる。
しかし、谷から吹き上げる強風に思うように足が進まない。襟を立て、帽子を
押さえ、景色を楽しむどころではない。マスクのゴム紐も伸びきって戻らない。
鞍部で風邪は弱まるが、上りにかかると突風となる。樹林帯を抜けても風は
止む気配はない。飛ばされないように、岩場の急坂をひたすら上る。
やっと伊予富士山頂。視界360度のパノラマのはずだが立っていられない。
直ぐ近くの茂みに身を隠す。風を避け、ホッとしたところでサンドイッチでカロリー補給。
青空が少し広がっているので、東黒森に縦走開始。風は次第に穏やかになり、
景色も眺める余裕もでる。鞍部から笹尾根を上り、大岩を通過し、東黒森山頂。
西に瓶ヶ森、東に伊予富士が聳えている。風は強いが、慣れたせいか、
さほど気にならない。行動食で休憩し、軽快に笹尾根を引き返す。
伊予富士まで戻ると、相変わらず強風で、通り過ごす。飛ばされないように
岩場を下山し、鞍部の岩陰に身を寄せて残りのむすびで風宿り?の休憩。
支尾根まで戻ると、うそのように風がなく、不思議なくらい穏やかな陽気だ。
余韻を楽しむように笹尾根を桑瀬峠まで戻る。駐車場で峠の茶屋に入り、
おでんとよもぎ団子を食べて、高知に向け車を走らせる。
今夜の宿「はるのの湯」で汗を流し、カツオのたたきでスタミナを付けて、明日の
高知観光に備える。予想どうり明日は雨のようだ・・・ (伸)
(赤星山につづく)