- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 阿蘇高岳・中岳 (2回目 日本百名山) |
住所 | 熊本県阿蘇市黒川 |
標高 | あそたかだけ 1592m あそなかだけ 1506m |
特徴 | 火の国阿蘇地方の 活火山で、巨大カルデラと 外輪山を含め、生きた 世界ジオパーク。 山容は釈迦の仰向け 涅槃像に見える。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 2:10 [縦走] 0 [下り] 1:55
[歩行合計] 4:05
[往復歩数] 18600歩
3:00 自宅→
7:30 熊本IC→
9:05 仙酔峡 P 9:10・・・
10:35 溶岩壁ロープ・・・
11:10 主尾根分岐・・・
11:20 高岳 11:45・・・
12:10 中岳 12:15・・・
12:40 火口東展望所・・・
12:55 旧ロープウェイ駅・・・
13:45 仙酔峡 P→
レストラン藤屋→
阿蘇草千里→
16:00 かんぽの宿・阿蘇(泊)
熊本ICから約1時間で、阿蘇山最高峰の高岳登山口の仙酔峡駐車場に到着。
ミヤマキリシマで覆われ、ピンクに染まった丘陵地が ??? 無い。期待外れで
心中穏やかでない登山の出足だ。
噴火警戒レベル1で、一応問題ないが、火山ガスに対して「呼吸器、心臓に疾患が
ある方の登山は中止下さい」と、盛んにアナウンスが流れる中、出発する。
仙酔峠から溶岩流で舗装されたデコボコの仙酔尾根を上る。普通の登山道と
異なって、踏み跡が不明確なため、黄色のペンキマークをしっかり確認する。
溶岩の厚い壁を三点確保でよじ登り、ジグザグのデコボコはさらに続く。
約2時間で主尾根にたどり着く。火山ガスの硫黄臭が、風に乗って漂う。
右になだらかな主尾根。一旦下り、上リ返すとと阿蘇山最高峰高岳に着く。
展望は抜群。眼下に仙酔峡、久住連峰、大鍋越しに祖母山、かすかに霧島連山。
直径約20kmの阿蘇外輪山中心に立つ。釈迦涅槃像の胸から、高見の見物だ。
岩陰でバナナと行動食で休憩。
中岳を見下ろし、ゴロゴロの溶岩石をぬって下り、中岳に着く。
中岳第一火口から、もくもく上がる白煙、広大な砂漠の砂千里、草千里・・・
阿蘇はやっぱりスケールがでかい。
硫黄臭の中、展望所から見る噴火口は、想像を絶する自然の偉大さを感じる。
廃止のロープウェイ沿いに、中岳の横顔を見ながら遊歩道を下り、登山口に戻る。
害虫大発生で、ミヤマキリシマがほぼ全滅だが、仙酔峡公園には中学生のハイキングを
はじめ、観光客でにぎわっている。
宮地駅前のレストラン藤屋に立ち寄り、あか牛のサイコロステーキを賞味する。
阿蘇草千里をドライブし、かんぽの宿阿蘇にたどり着く。
温泉に浸かりながら、登った阿蘇山を眺める。明日は久住連峰の予定。
天気も、晴れの予報だ。 (伸)
(久住山・中岳へつづく)