- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 北山・冠山・地獄台 (2回目) |
住所 | 山口県美祢市秋芳町秋吉 |
標高 | きたやま 367.6m かんむりやま 377m じごくだい 409m |
特徴 | カルスト台地で 知られる秋吉台の中で、 最も多く石灰岩が見られ 地獄の針山のように 群立するところから命名。 |
満足度 | ★★★☆☆ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] ** [縦走] ** [下り] **
[歩行合計] 2:05
[往復歩数] 18500歩
6:30 自宅→
美祢IC→道の駅おふく→
9:50 長者ヶ森駐車場 10:10・・・
10:20 北山・・・
10:40 冠山・・・
11:20 地獄台 11:40・・・
12:25 長者ヶ森・・・
12:35 駐車場→
美祢東JCT
中国道・美祢ICから道の駅おふく経由で、秋吉台カルストロードを北へ走る。
長者ヶ森駐車場に留めて出発。早春の山焼も終わり、新芽が頭を持ち上げ
薄緑色の草原が現れてきている。
道端に紫色のスミレの群生、黄色いミツバツチグリも見られ、足取りも軽い。
北山山頂からポツンとした長者ヶ森と、駐車場が見える。
石灰岩の連立した遊歩道を緩やかに上ると、冠山山頂に着く。
可愛らしいセンボンヤリを見つけ、目が慣れると次々に見つけられ、ワラビも目に着く。
冠山を下ると、天然記念物地獄台の石碑に来る。
針状の石灰岩が無数に広がり、まさに地獄の針のむしろを連想する台地だ。
上りに差し掛かり、エンジ色の翁草がうつむいて咲いているのを発見。
花後、白く長い綿毛がつき、老人の白髪に似ているところから翁草の名が付いた。
キンポウゲ科の多年草で有毒だそうだ。全部で5株ほど見つけ、地獄台山頂へ。
地獄台を離れ、すり鉢状の窪みがあちこちに見受けられる。ドリーネと呼ばれ、雨水が
溜まり、地下に浸透する。
地下川が大小の洞窟をつくり、下流へ流れ、やがて地上に出て川となる。
ドリーネの辺を回り込んで、長者が森に着く。昔、長者の屋敷跡に子孫が
植樹したらしい。
ひっそりとした森を抜けて、駐車場に戻る。(伸)