石見銀山 要害山 登山

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 石見銀山
要害山
住所 島根県太田市大森
標高 いわみぎんざん
ようがいやま 414
特徴 世界遺産の銀山地区に
位置し、鎌倉末期に
大内氏が銀山防衛の
ために築城した
山吹城址の山。
満足度 ★★★★★
天気 ☀/

[上り] 0:30 [縦走] 2:10 [下り] 0:20
[歩行合計] 3:00
[往復歩数] *** 6.5Km

  7:00  自宅→
  9:35  世界遺産センター P  9:45・・・
10:00  羅漢寺・五百羅漢・・・
10:30  銀山公園入口・・・
10:55  清水谷製錬所跡・・・
11:00  登山口・・・
11:30  要害山・山吹城跡11:50・・・
12:10  龍源寺登山口・・・
12:15  龍源寺間歩・・・・・・
           銀山遊歩道・・・
13:05  大森バス停 13:12 バス→
13:20  世界遺産センター P

 

石見銀山街道261、31号線で世界遺産・石見銀山へ。
海水浴シーズンのため世界遺産センター駐車場は、まばらだで寂しい感じだ。

世界遺産センター駐車場

猛暑の中、銀山公園へ1.3Kmの標識に従い階段を下る。森林を過ぎ、民家が
見えるとバスが往来する車道に出る。

銀山川に架かる反り橋

羅漢寺に参拝(¥500)し、銀山川に架かる反り橋を渡る。名水が湧き出る
三百水があり、岩屋に奉られた様々な表情と形態をした五百羅漢に参拝する。

五百羅漢

岩見銀山公園に入り、なだらかな坂道を散策しながら上流へ。

銀山公園 入園

数段に石積みされ、江戸時代の初期最盛期に、世界の銀の約3分の1を産出した
清水谷製錬所跡を見物。

清水谷精錬所跡

石見銀山の防衛の要所であった山吹城跡が残る要害山登山口に着く。

要害山登山口

竹林がはびこる薄暗い階段状の山道を上る。

階段が続く

ヤブ蚊とブトを払い除けながら、銀山港・鞆ヶ浦へ続く分岐を左に入る。
直登の急な石段が迫る。グラグラと、足場が悪い所が多々あり、危険だ。
世界遺産も、山の上まではメンテが届かない。

三の丸広場

500段は数えただろうか、まだまだ続く。やっとの思いで三の丸広場。虎口門を
登り、草が刈られた広い要害山・山吹城本丸跡に到着。

本丸跡

絞れるくらいシャツは汗ばんでいる。三瓶山が遠望でき、銀山集落跡の
仙ノ山がそびえる。日陰に座って食べるレンコン天ぷらがうまい。

要害山山頂、本丸跡

下りは、土塁と掘切の跡が残る反対側のコースを下山。
急坂の丸太階段をジグザグに注意深く下り、龍源寺間歩手前の道路に出る。

龍源寺間歩

川沿いのNO.500番目の龍源寺間歩に着く。坑道通り抜け(¥400)が始まる。
ノミ、タガネ等手掘りの跡が残る。幅1m、高さ1.8m位で、立って通過できる。
所々に鉱脈に沿って掘りこんだ横穴があり、排水用の竪穴もある。

間歩坑内

温度計は16℃を指し、涼しさで登山の疲れが吹っ飛ぶ。
約300mの天然冷蔵庫で涼み、メガネの曇りと共に10分の地底探検は終わる。

町並み

出口に咲くオオバギボシの白い花が引き立つ。仙ノ山は次回に残し、川沿いの
遊歩道を下る。すれ違うグループと格好が異なり、ほとんどは観光客だ。
銀山公園まで戻り、大森の町並み見物は取りやめて駐車場行きバスに乗る。

帰りはバスで駐車場へ

涼しい視聴覚室で石見銀山のビデオを観賞して江津から山陰道で浜田へ。
お魚センター・蟹匠で海鮮丼(¥1575)で腹ごしらえして浜田道で帰宅する。(伸)

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