- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 経小屋山 2回目 |
住所 | 広島県廿日市市宮浜温泉 |
標高 | きょうごやさん 596.6m |
特徴 | 安芸の宮島の対岸に 位置し、宮浜温泉の 背後にそびえる山。 一切経が伝わり、 経小屋が建てられた ことから名が付いた。 |
満足度 | ★★★☆☆ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 1:25 [縦走] 0 [下り] 1:40
[歩行合計] 3:05
[往復歩数] 10900歩
8:15 自宅→
大野IC→
9:00 登山口 P 9:10・・・
9:30 展望地270m・・・
10:15 東展望台・・・
10:20 妹背滝分岐・・・
11:30 林道・・・
10:35 経小屋山 10:50・・・
11:05 南展望台・・・
12:05 展望地270m・・・
12:30 登山口→
かきの館寺迫→
廿日市IC→自宅
山陽道・大野ICで降りて2号線を西へ。宮浜温泉の傍を通過し、山陽道を
くぐって少し上ると、道路は行き止まりになる。空地に駐車して出発する。
枯れ木の多い赤松林を行き、すぐに高圧線の鉄塔がある。徐々に傾斜が増し、
階段状の上りが始まる。
南向きの山肌は日差しが良く、額と背中が汗ばんでくる。体温調節し、
再び急登にいどむ。
左に砂防ダム、正面に立ちはだかる巨大な一枚岩が見える。ジグザグにコシダの
山道を行き、標高270mの展望地に出る。大野瀬戸に浮かぶ宮島を眺めて一服。
この時期は花は見受けられないが、サルトリイバラの赤い実がよく目立つ。ピークを
越えてさらに傾斜がきつくなり、足場も狭く折り返しながら上る。
東の展望岩で瀬戸の島々を見回して二回目の一服。
山道は遊歩道になり、歩きやすくなる。妹背の滝方面からの分岐を過ぎると、
舗装された林道に出る。右に少しで東屋が建つ広い駐車場に着く。
芝生公園が広がり、広島市のビル街から宮島にかけての展望が伺える。
時折、北風が運ぶ小雪を肌に感じながら、サクサクと霜柱を踏みしめる。山頂の
三角点にタッチし引き返す。
南の展望台に立ち寄ると、登ってきたコースが一目で確認できる。穏やかな瀬戸の
風景を眺めて満足度がグーンと上昇。
登ったコースを下山する。刺に服を捕られながら、リース用にサルトリイバラを採集する。
松本清張の「火と汐」に出てくる犯人のズボンの裾に、付着していた証拠も
サルトリイバラだったと記憶が蘇る。ワラビの枯葉も多く、ワラビも期待できそう。
暖かい日和、瀬戸内気候満喫の登山は、寺迫のかきの館で、アツアツのかきフライ定食
(¥1550)で締めくくる。 (伸)