- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 大山弥山 4回目 三角点峰 (日本百名山) |
住所 | 鳥取県西伯郡大山町 |
標高 | だいせんみせん1710m さんかくてんほう1710m? |
特徴 | 岩肌と谷間の 雪渓とのコントラストは 日本アルプスに 見劣りしない。 雪渓を踏み締める 感触は感動の連続。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☁/☀ |
[上り] 2:30 [縦走] 0:10 [下り] 1:50
[歩行合計] 4:30
[往復歩数] 16500歩
6:30 自宅→
7:50 西城・連照寺→
9:50 下山駐車場10:00・・・
10:03 夏山登山道登山口・・・
10:35 三合目・・・
11:00 五合目 11:10・・・
11:30 六合目・・・
12:15 八合目・・・
12:30 大山弥山 13:00・・・
13:10 三角点峰・・・
14:00 六合目・・・
14:30 三合目・・・
14:46 登山口・・・
15:00 下山駐車場→
岸本温泉→
斐伊川堤防の夜桜→
早朝、比婆の里に立ち寄る。話好きの主人にコーヒーをご馳走になり、
塩漬香茸を購入。西城.連照寺のしだれ桜を鑑賞。
1880年、倉橋島より株分けされたとあった。
江府の八百屋では葉ワサビを購入。おまけに大きな焼芋を、しかも2つ頂いた。
朝から気分も上昇、期待が持てる。
南大山橋から御机に向かう。朝日に輝く大山南壁の残雪が、輝いて美しい。
何時来ても大山いいなぁ。田んぼのあぜ道に頭を出したツクシの群生。
少し土産にいたただく・・・。
大山環状道路経由で、夏山登山口のガラガラの下山駐車場に着く。
見慣れた登山口の標識を通過し、今年初大山への長い階段を進む。
麓の根雪も解け、ブナの新芽も赤く膨らんで、芽吹きもまじか。
ブナの梢を、小刻みに打ち鳴らすキツツキが、春を告げている。
五合目辺りから、山道の所々に残雪が現れる。
今年は積雪が少なく、例年ならこの時期には五合目からアイゼン着用だとか・・・
六合目近くになって山道は残雪で覆われ、足元がスリップする。
六合目避難小屋で休憩。アイゼンとスパッツを装着し、雪面をザクザクと確実に
踏みしめる。衰えてきた頭脳に感触が伝わり、老細胞が活性化される?
山道は所々で雪原化し、気分が高まる。日当たりのよい七合目付近で、
残雪が一部切れている。八合目からアイゼンは外し、木道の歩行となる。
木道面はアイゼンの爪で削られ、少しかわいそうだ。積雪から開放された
ダイセンキャラボクが頭をもちあげ、春の陽光を一杯取り込んでいる。
草木保護のため、弥山山頂まで設けらている木道をコツ、コツと軽快に行く。
銀白の雪原は半分近くに狭まり、ダイセンキャラボクの緑が広がる。配色が綺麗だ。
7,8人いる弥山山頂に到着する。少なくなった白黒模様の衣を身にまとった
剣ヶ峰からも、春の気配を感じる。
三角点のある頂に縦走し、三角点峰に到着。弥山木道テラスに戻り、
ガスコンロで湯を沸かし、豚汁うどんに舌鼓を打つ。頂いた焼芋が実にうまい。
初春の大山を満喫後、下山する。日本海は春霞でピンボケ状態だ。
初老の私には、下りの雪原には両ステッキとアイゼンは必需品。バランスガ取れて安心。
五合目までは軽快だった歩調も、数多い階段には少々疲れる。
やっとの思いで駐車場に到着するや否や、ぽつぽつと雨。やがて雷雨となり、
ワイパーを忙しく動かして、大山を後にする。
いつもの岸本温泉(¥300)で汗を流し、心身ともにリセット。
宍道湖に沈む夕日を追いかけて、山陰道を西へ走る。
木次駅前の斐伊川堤防の夜桜を見物し、54号線を南下する。既に閉店していた
頓原の一福そばは食べられなかったが、実りある山陰紀行だった。(伸)