- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 阿蘇高岳・中岳 (1回目 日本百名山) |
住所 | 熊本県阿蘇市一宮町宮地 |
標高 | あそたかだけ 1592m あそなかだけ 1506m |
特徴 | 世界最大のカルデラの 活火山で、雄大な 外輪山を持ち、 火の国・熊本の象徴。 仙酔峡はミヤマキリシマで ピンクに染まる。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☁/☂ |
[上り] 2:10 [縦走] 0 [下り] 1:30
[歩行合計] 3:40
[往復歩数] 16100歩
21:10 広島新幹線口→
熊本IC→
4:00 仙酔峡駐車場
5:30 仙酔峡登山口・・・
6:20 火口東駅・・・
6:40 火口東展望所・・・
7:15 中岳・・・
7:25 鞍部・・・
7:40 高岳 7:50・・・
8:10 中岳・・・
8:45 火口東駅・・・
9:20 仙酔峡登山口→
10:40 阿蘇ファームランド 13:40→
熊本IC→
20:00 広島新幹線口
広島新幹線口を21:10出発。熊本IC経由で、阿蘇山仙酔峡駐車場(標高950m)
に4:00に到着する。
強風と雨の中、心配しながら車中で寝て待つ。夜明けとともに風雨は静まり、
朝食のむすびを食べ、登山口5:30出発。
仙酔尾根コースは落石で危険なため、コース変更してロープウェイ沿いコースを上る。
整備された溶岩石の歩道を、25人の団体がスローペースで進む。
仙酔尾根の上部はガスがかかり、阿蘇高岳、中岳の様子は不明。
火口東駅に着くと、梅雨前線の湿った風がきつくなる。
舗装された遊歩道脇の噴火避難用ドームを通過し、火口東展望所に着く。
突風で帽子を押さえる。火口はガスで閉ざされ、何も見えないが火山の異臭はない。
「行ける所まで行こう」と登山ガイドの渡辺さんに付いて火口傍を下り、
巨大溶岩が露出する上りになる。
崩れそうな黒い溶岩壁傍を、素早く通過する。
ゴロ石の山肌をジグザグに上ると、ガスの中岳に着く。
緩やかな黒い砂地を下り、溶岩石がごろごろする火口縁を抜けて鞍部に出る。
ガスが流れ、視界は10m程度。
難しい岩場はないが、つまずかないように細心の注意を払ってゆっくり上る。
折り返しながら岩場を登り詰めると、阿蘇山最高峰、高岳に到着する。
阿蘇外輪山、九重連山等の展望はガスのカーテンに隠れて残念、再来を決意をする。
歓声は出なかったが、小さく満足のガッツポーズ。途中で断念かと思いつつ
到達できた喜びで充分。個人なら恐怖で引き返したかも。
順番に写真を撮って、登った方向を確認して往路を下山。濡れた岩場は滑って
危険だが、ステッキはありがたい。
疲労感はないが、ガスで視界が悪く、おまけに曇る眼鏡の掃除が忙しい。
高山植物の探索などの余裕はない。中岳は砂地の巻道を下り、溶岩壁傍の
滑る山道も無事通過し、火口東展望所まで戻る。
雨が少し激しくなる。観光客のいない火口東駅で休憩。突風でロープウェイは徐行。
雨具で蒸し温いが、足取りは軽快。どんどん下る。
雲の切れ間から太陽が顔を覗かす。満開を少し過ぎたピンクのミヤマキリシマが、
曇った眼鏡に飛込んでくる。
仙人も酔う程に美しい、と名が付いた仙酔峡の壮大なミヤマキリシマを堪能。
観光客で賑わう公園の駐車場に着く。重い雨具と、登山靴を脱いでほっとする。
阿蘇ファームランドの火山温泉で汗を流す。ワールドキッチンで、地゙ビール付昼食後、
帰路の車中で眠りに着く。偶然、同行したW、Y、Oさんお疲れさま。(伸)
(読売旅行/夜行日帰り登山ツァー¥13800)