- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 比婆山・烏帽子山 6回目 |
住所 | 広島県庄原市西城町油木 |
標高 | ひばやま 1264m えぼしやま 1225m |
特徴 | 林業衰退で、 使われなくなった比婆山 山頂へ抜ける山道が、 60年ぶりに復元され、 比婆山古道 と 名付けられた。 |
満足度 | ★★★☆☆ |
天気 | ☁/☀ |
[上り] 1:25 [縦走] 1:00 [下り] 0:40
[歩行合計] 3:05
[往復歩数] 16800歩
7:00 自宅→
8:15 庄原ゆめさくら→
9:50 比婆山古道登山口 10:05・・・
11:00 飛越岩・・・
11:20 太鼓岩・・・
11:23 産子の岩戸・・・
11:30 比婆山御陵 11:40・・・
11:45 県民の森分岐・・・
ブナ林遊歩道・・・
12:15 烏帽子山 12:35・・・
13:00 産子の岩戸・・・
13:40 比婆山古道登山口→
かんぽ庄原→
自宅
ヒババレースキー場跡から約1km程、吾妻山休暇村へ北上すると、右に登山口、
「比婆山古道」の標識がある。道端に5、6台の駐車スペースがある。
薄暗いスギ林の中の真新しい比婆山古道に入る。スギの枯れ葉を踏み締め、
数度スイッチバックして15分上る。木漏れ日に映し出されるシダの緑が鮮やかだ。
尾根に出て、大きく右に曲がり、沢の水音が聞こえる。
広葉樹林帯に変わり、緑が目にまぶしい。
ほぼ直線の急登が続き、汗が絶え間なく額に、背中に流れる。
夏を惜しむセミの鳴き声がブナ林に響き、暑さが増幅する。
茶色の蛙がぴょんと跳ねる動きに気分が和らぐ。
岩群の下を流れる地下水が聞こえ、涼しい気分になる。
イザナギノミコトが飛び越えたと伝わる巨大な飛越岩(とびこいわ)が正面に現れ、
見上げて休憩する。
トイレの廃屋を通過して少しで、比婆山・奥の院に到着。
たたくと響くとある太鼓岩がある。ステッキの柄でたたくが響かなかった。
産子の岩戸に立ち寄り、主尾根に合流。比婆山十合目に着く。
イザナミノミコトを葬った御陵と伝わる苔むした巨石が、ブナ林の中に横たわっている。
何度訪れても神気が漂い、随一のパワースポットに相応しい。
御神木の門栂(イチイ)を通過し、県民の森センター方面へ下る。
途中、分岐を左に。比婆山を巻き、烏帽子山へのブナ林遊歩道を行く。
静寂な森林浴を味わい、巨木ブナにみなぎる元気をもらう。
西回りで烏帽子山に向かう。吾妻山はガスの中。いつも団体で賑わいを
見せる烏帽子山山頂は、静かだ。中華冷麺と助六寿司、デザートはピオーネとトマト。
比婆山山頂がガスに覆われ、視界が悪くなり、足早に比婆山山頂まで戻り、
比婆山古道を下る。
庄原かんぽの湯で汗を流す。三次、高田、向原で、滝並みの豪雨に
打たれながら帰宅する。
比婆山古道で、大変静かな自然を満喫した。 (伸)