- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 白山 はくさん 2回目 |
住所 | 石川県白山市白峰 |
標高 | 2702m |
特徴 | 越前の僧、泰澄が開山し、 今年で1300年。富士山、立山と並び 日本三名山で、百花繚乱の名峰。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☁/☀ |
[上り] 4:20 [縦走] 1:40 [下り] 4:20
[歩行合計] 10:20
[往復歩数] 43650歩
8/13
4:45 宿→白峰
6:00 一ノ瀬駐車場 6:40→シャトルバス
6:55 別当出合登山口 7:15
7:50 中飯場
9:15 甚之助避難小屋 9:30
10:40 十二曲
11:35 黒ボコ大岩 10:50
10:55 弥陀ヶ原
11:04 五葉坂
11:25 室堂 13:00
13:35 白山御前峰 13:50
14:40 翠ヶ池
15:30 室堂(泊)
8/14
3:30 室堂
4:10 白山御前峰 5:30
6:00 室堂 7:20
8:35 甚之助小屋
10:45 別当出合→シャトルバス
10:20 一ノ瀬駐車場
12:35 谷口屋→東尋坊
17:05 あわら温泉・越路(泊)
8/15
8:00 宿→金津IC→若狭道→中国道
17:00 自宅
8月13日
早朝、小雨の157号線を北上する。超満車状態の
一ノ瀬で、誘導員の指示でやっと駐車。
行列に並び、シャトルバス(¥500)に乗る。曲がりくねった
狭い道を15分揺られ、朝日が差す別当出合の登山口に着く。
大鳥居をくぐり、長い吊橋を渡る。砂防新道の樹林帯、
ブナが繁る急石段に、汗が噴きこぼれる。
鶯に励まされ、水場の中飯場で休憩。標高1500m。
濡れた岩肌、滑る黒土、木道、バラエティに富んだ坂道が続く。
標高1965m、甚之助避難小屋で、地産トマトで大休憩。
ガスが晴れ、黒ボコ岩稜線が見える。
低木帯のガレ石道、沢からの流水、太陽が眩しい。
ハクサンフウロ、ママハハコ、シモツケソウ、ヨツバシオガマ、イワギキョウと
華やかな山道は心が和む。
息があがる十二曲も、花畑で気が紛れ、
標高2320m、黒ボコ大岩に着く。むすびで休憩。
弥陀ヶ原の長い木道の先に室堂、白山最高峰・御前峰が現れる。
木道を渡り、岩場の五葉坂を登ると、室堂に着く。
宿泊の受付を済ませ、身軽で白山てっぺんに挑む。石畳の
階段を登り詰め、白山奥宮が建つ、白山御前峰に立つ。
2702mからの360度の展望、雲海が広がり、
北アルプスを望め、至極の瞬間を過ごす。
展望満喫後、御池めぐりに出発する。花崗岩の白砂を踏み、
溶岩柱の御宝庫から、ガレ石のコースを下り、紺屋ヶ池へ。
油ヶ池から上り、シロツメグサ、チングルマ、イワカガミが咲き誇る。
大汝峰の麓でエメラルド色に輝く翠ヶ池が素晴らしい。
血の池、百姓池、五色池、雪渓に覆われた千蛇ヶ池と続く。
雪渓を渡り、ナナカマドの室堂平に入る。白山で有名な
クロユリを道端で見つけ、ニンマリ。
室堂センターで生ビール(¥800)で乾杯後、17:00夕食。
北アルプスに沈む夕日を見届け、宿棟・御前峰8号室で18:30就寝。
8月14日
3:20ヘッドライトに導かれ、9℃の御前峰山頂に着く。
ダウン、レインウェァのボウシをかぶり、岩陰に身を潜める。
薄淡いオレンジ色に染まる雲をじっと見つめ待つ。
5:10すじ雲の間にご来光が輝く。
「平和日本万歳!」神主の掛け声で、全員が万歳三唱。
6:00、室堂センターで朝食を終え、750名収容の予約制山小屋は満室と聞く。
7:20、往路を下る。
清涼な気候、巡る来る絶景で、睡眠不足の足取りも軽い。
吊橋を渡って別当出合まで戻る。少々 ヘロヘロ気味か。
シャトルバスで、一ノ瀬へ着く。
谷口屋で、お揚げとコロッケのテイクアウトで、グルメランチタイム。
越前海岸の柱状節理の奇岩・東尋坊と雄島を観光し、
あわら温泉・越路に着く。
温泉で山旅の疲れを癒し、個室夕食の御馳走に大満足。
8月15日
朝、金津ICから高速で、若狭道を経由し、広島に戻る。
天気に恵まれ、ラッシュにも会わず、事故もなく、
無事 山と、温泉と、グルメの旅を終了する。(伸)