- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 福王寺山 ふくおうじやま |
住所 | 広島市安佐北区可部 |
標高 | 496.2m |
特徴 | 弘法大師空海により 開基されたと言われ、 安芸の高野山と呼ばれる。 市指定天然記念物・ 燈明杉は圧巻。 |
満足度 | ★★★☆☆ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 1:30 [縦走] 0 [下り] 1:05
[歩行合計] 2:35
[往復歩数] 12500歩
11:45 自宅→
12:00 サンリブP・・・
12:05 福王寺入口・・・
12:15 二十二丁・・・
12:30 観音坂・・・
13:05 六丁分岐・・・
13:10 福王寺駐車場・・・
13:25 仁王門・・・
13:30 福王寺・金亀池 13:55・・・
14:05 六丁分岐・・・
14:20 展望台・・・
14:40 砂防ダム・・・
14:50 福王寺入口・・・
15:00 サンリブP
サンリブ駐車場の隅を借りて駐車し出発。191号線を西へ5分で福王寺入口の大きな
門柱を右に入る。
住宅街を上り、10分で二十二丁と刻まれた石柱に来る。直進コースが一般的だが
分岐を左に。山際の車道を西に進む。セミも真夏のミーンミーンからツクツクボーシに変わり、
日陰ではさわやかな風を感じる。
10分程で観音坂入口。右にコンクリートの参道の急登が始まる。両脇はシダに覆われ、
滑りやすい赤土に変わる。
十五丁の石柱を確認し、雑木林を行くと車道に出る。車道脇の立札が目に付く。
・・・内容は「7/11に九品寺地区の山際でクマ目撃情報あり・・・」一気に
緊張感がピークに達し、背中に汗が流れるのを感じる。
車道反対側の登山口の急階段を上ると、うっそうと生い茂る杉林の急坂が続く。
鈴の音が高らかに森林に響く。サンチェ君はビッグアーチだけで結構。尾根の展望地を
過ぎ、八丁石柱を通過し、落葉で埋もれた不規則な石段を行く。
遊歩道との合流点の六丁にたどり着く。遊歩道を5分で車道終点の駐車場に来ると
福王寺入口。
赤い灯篭沿いの石段を上り、山を巻くように上って行くと巨石群が現れる。
杉の大木が目立ってくると、木彫りの金剛力士像が備わる仁王門に来る。
手を清めて門を潜り、石段を上りきると、4本の燈明杉の後方に福王寺金堂。
樹齢数百年、幹廻り約5.2mの燈明杉は圧巻で、市指定天然記念物として福王寺の
象徴である。
突いた鐘楼の鐘の音が福王寺山に鳴り響き、阿弥陀堂縁側で小休憩。
大師堂の裏に廻り、空海が金色の亀を見つけたとされる金亀池を散策する。
大きな池の中央の中島に祠が祭られ、橋が架かっている。周囲をぐるりと一周。
響く足音に多数の鯉が集まり、金色ではないが、泳ぐ子亀も確認できた。
山頂へは行かず、下山は尾根伝いの遊歩道を下る。道のりを示す石柱の文字が
今度は七、八丁・・と増えてゆく。
石柱間が約150歩(約109m)で、数えながら下るのも実に楽しい。
りっぱな展望台から可部地区が一望できる。
再び参道に入り、南原地区分岐を右に下ると建設中の大きな砂防ダムに出る。
住宅街を下って191号線に戻る。
サンリブのアイスクリームで一息いれて帰宅。クマ出没の立札には驚いたが、気になる近場の
低山をひとつクリア。 (伸)
一里=36丁、一里は約3.93kmで、一丁=3930÷36=109m。
山で怖いもの 1、落石 2、雷 3、熊 4、マムシ 5、蜂