- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
西風新都ICで降りて38号線を北上。久地の戸山別れから広島自動車道を横切った
近くが登山口で、側道広場に駐車する。
舗装の緩斜面の山道を5分で、ため池上部の分岐に来る。左に入り、千年杉を
めざす。下って小さな沢を越え、細い坂を登ると前方に巨大杉が出現。ご対面。
ほほっ、これが千年杉・・・と しばし見とれ、足が止まる。マスクしたまま真上を
見上げ、巨大な老木の生命力に圧倒される。
幹高40m、周囲12m位で、7本に枝別れ。幹の周りを廻り、あらゆる角度から
眺める。そっと幹に触れ、樹齢千年の生命力と、スギ花粉症撃退のエネルギーもらう。
千年杉を後にして、急峻なウラジロシダが繁る山道を行く。よく手入れされていて、
上り易いが少ししんどい。
ピークに出ての尾根伝いに進み、再び急斜をだらだらと上ると、先着の3名が陣取る
のろし台に着く。
かなり広くて丸太が数本横たわり、展望の良い休憩地だ。西に折り返し、
220m行くと西側が開けた岳山山頂だ。
嶽山と標識にあり、嶽城跡(多計城)で、室町時代に武田弾正の拠守とある。
のろし台まで戻り、腰掛けて小休止、バナナとおかきを食べながら武田山、火山、
茶臼山、宮島・・・を遠望する。振り返ると白木山、白い頂の山が遠望できる。
和やかな休憩もつかの間、登山者は50名位に増え、賑わってきたので下山する。
展望岩に立ち寄り、一気に下り、30分で駐車位置に戻る。
醍醐味のある千年杉、円錐形の岳山から遠座かる。 (伸)