- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 大久野島 散策 おおくのじま さんさく |
住所 | 広島県竹原市忠海町大久野島 |
標高 | 95m |
特徴 | 戦時中、地図から 消された島 と呼ばれ、 毒ガス兵器製造の 数々の遺構が残る。 多くのウサギたちが 遊ぶ周囲4.3kmの島。 |
満足度 | ★★★☆☆ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 0 [縦走] 0 [下り] 0
[歩行合計] 2:40
[往復歩数] 11800歩
8:00 自宅→
9:50 忠海港 10:25→
10:35 大久野島第2桟橋・・・
10:38 旧桟橋・・・
10:40 旧発電所跡・・・
11:15 ひょっこり展望台→
11:25 中部砲台跡・展望地 11:45・・・
12:00 北部砲台跡・・・
長浦毒ガス貯蔵庫跡・・・
三軒家毒ガス貯蔵庫跡・・・
12:35 休暇村大久野島12:55・・・
12:20 大久野島灯台・・・
大久野島神社・・・
キャンプ場・・・
13:45 第2桟橋 13:50→
14:05 忠海港→
16:45 自宅
2、59号線で忠海港に着き、無料駐車場に駐め、往復乗船券(¥720)購入する。
8名の乗船で、ピンクのラピーナ号で出航。
10分の船旅で大久野島第2桟橋に着岸する。
早速ウサギの出迎えで、トレッキングスタート。
芸予要塞時代に造られた石積の旧桟橋にすぐ着く。
近くのトンネルを潜ると、大正昭和にタイムスリップ。
1929~45に毒ガス工場の電力供給していた発電所跡が現れ、圧倒される。
舗装道を進む。等間隔に水が入ったトレイがあり、うさぎが餌を求めて集まってくる。
縄張り意識がとても強く、コロナで減少するも、約600羽位はいるらしい。
キャベツをたんまり入れたビニール袋を持参。次から次へと、忙しい餌やりウォーキング。
曲がりくねった山道を上り、標高95mの山頂でもあるウッドデッキの
ひょっこり展望台に着く。
360度の展望。瀬戸の島風景をウサギといっしょに楽しむ。
ウッドデッキを下ると、中部砲台跡。広島、呉の軍港を守る芸予要塞時代に、
6砲台が置かれる。兵舎や弾薬倉庫に使われ、後に毒ガス製品も置かれた。
大鉄塔を見上げ、ミモザの木陰のある展望地で昼休み。
瀬戸の海が見える遊歩道を下り、北部砲台跡に来る。
日清日露戦争時、瀬戸内海を防衛するために建造され、兵舎跡も見られる。
青い瀬戸内海が広がる西海岸へ出て、潮風香る海岸沿いを歩く。
長浦毒ガス貯蔵庫跡に来る。毒ガス用約100tタンクが、6基置かれていた。
火炎放射器で毒性が除去され、黒くただれた壁が凄惨さを物語る。
少し老朽化したテニスコートを通過し、三軒家毒ガス貯蔵所跡を見学。
休暇村大久野島で、タコ天を食べながら涼んで休憩。
プール脇の登山道から、再び遊歩道を上る。
展望台、敵機を照らす南部照明所跡、夕日の丘の展望地に寄る。
島の南端に位置する大久野島灯台に来る。高さ8.5m、初点灯は明治27年とか。
透明感あり美しく、こじんまりとした海水浴場に下る。
大久野島神社にうさぎと参拝。毒ガス工場を開所した際、従業員等が社殿を改修
して大久野島神社と改称。
境内に毒ガス製造による犠牲者鎮魂の殉職碑に参拝。
ウサギの耳集音器、キャンプ場を経由。
少し急ぎ足で第2桟橋に戻る。
待合室の温度計。30度℃の表示を見て疲れがにじむ。
3分遅れの大三島からのフェリーに乗り込む。
潮風を受け、大久野島をデッキで見とどけ、忠海港へ戻る。
185号線の海沿いをドライブ。武智丸を見学(次回紹介)して帰宅。(伸)
レンタカー:日産ノート 12hr ¥4175 ガソリン¥1345