- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 鬼城山 犬墓山 |
住所 | 岡山県総社市奥坂 |
標高 | きのじょうさん 397m いぬはかやま 443.6m |
特徴 | 吉備津彦命が温羅 (うら)という鬼を 退治した桃太郎伝説が 漂う古代山城。 3kmの城壁に城門、 水門、土塁が発掘。 |
満足度 | ★★★★☆ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 0 [縦走] 0 [下り] 0
[歩行合計] 3:25
[往復歩数] 18050歩
7:00 自宅→
総社IC→
9:10 鬼ノ城駐車場 9:45・・・
10:00 鬼城山・・・
西門・・・
10:42 屏風折れ石垣・・・
11:00 北門・・・
11:10 林道出合・・・
11:40 岩屋観音堂・・・
12:00 鬼の餅つき岩 12:25・・・
鯉岩・・・八畳岩・・・
12:35 馬頭観音・・・
12:50 岩切観音・・・
13:00 皇の墓・・・
13:15 犬墓山・・・
13:35 駐車場→
最上稲荷→自宅
岡山総社ICで降り、ナビに導かれ、鬼ノ城ビジターセンターの駐車場に着く。
センター内の展示パネル、ビデオ鑑賞で、概略予習して出発。
舗装された急坂を上り、展望台へ出る。
風格がみなぎる鬼ノ城の西門が望遠できる。遊歩道を進み、土を突き固めて
築いた隔壁、その上に広い回廊が復元されている。
直ぐ近くに頂が。広大な台地の鬼城山だ。瀬戸内海、遠く小豆島がうっすら浮かぶ。
威容さを誇る西門に降り、門から出入りし、石畳を歩くと、古代ロマンを思いはせる。
遊歩道を進み、角柱のみ再現された南門、東門に続いて屏風折れ石垣の上に出る。
古代吉備地方に残る温羅(うら)という鬼伝説が、桃太郎話のモチーフとされた。
温羅がこの地に居住し、支配していたと。温羅の石碑を通過、北門から下り林道へ。
小川沿いののどかな棚田を上る。民家が現れ、林道終点の岩屋駐車場に着く。
不安がよぎる田舎道を突き進むと、趣のある岩屋寺にたどり着く。
標識に従い、石段を詰めると岩屋観音堂。巨石の「鬼の差し上げ岩」が出現。
巨石を巻いて上り、平らな「鬼の餅つき岩」で休憩。
肉うどん、舞茸炊込ご飯、ソーセージに干しパイン。やわらかい春の日差しを浴びて
いっぱいいただきます。
鯉岩、八畳岩、屏風岩を眺め、馬頭観音。90度に折り返し、下りに入る。
方位岩等、巨石群を巡り、自然の造形美に感嘆する。
池を時計回りに下り、岩切観音。三つ重ねの巨石、自然の不思議が右脳を
刺激する。岩屋地区は山上仏教地で、神秘スポット。
岩屋寺の開祖、文武天皇の息子である善通大師の墓と伝わる皇(みかど)の墓を
経由し、犬墓山へ。
山頂のベンチで、鬼城山の西門を眺めて小休止し、満車のビジターセンターに戻る。
最上稲荷に立ち寄り、高速道に乗って、鬼退治トレッキングを終える。 (伸)