- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 金ヶ谷山 朝鍋鷲ヶ山 |
住所 | 岡山県真庭市新庄村 |
標高 | かながやせん 1164.2m あさなべわしがせん 1074m |
特徴 | 鳥取と岡山の県境に 位置し、生茂るブナの 尾根の縦走路は心地よい。 大山、烏ヶ山、蒜山の 眺望も魅力的だ。 |
満足度 | ★★★☆☆ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 1:30 [縦走] 0:40 [下り] 1:20
[歩行合計] 3:30
[往復歩数] 17900歩
5:00 自宅→蒜山IC→
7:45 風の家→
8:40 山の駅あじわいの宿新庄P 8:50・・・
9:33 登山口・・・
10:03 毛無山分岐・・・
10:20 金ヶ谷山 10:25・・・
11:05 朝鍋鷲ヶ山 11:30・・・
林道・・・
12:05 旧道・・・
12:25 県道58・・・
12:35 野土路の水・・・
12:50 山の駅あじわいの宿新庄P→
八束温泉快湯館→
18:30 自宅
恒例となった道の駅・風の家で旬野菜をダ゙ンボールに詰め込み、野土路トンネルを
抜けて山の家・あじわいの宿新庄に着く。
県道を隔てた金ヶ谷沿いのジャリ林道に入る。梅雨時期にしては鶯のさえずる
清々しい杉林。谷のせせらぎは左から右にと数度位置を変える。
ヤマアジサイ、タニウツギが咲き誇る広葉樹林に変わり、林道も曲がりくねってくると
ササユリが咲く登山口に来る。
丸木階段を上ると、素晴らしいブナ林に突入する。
森林浴にすっぽり浸り、何もかもすっかり忘れて、最高の贅沢気分を味わう。
頭を空にし過ぎて、認知症?の兆候も時折・・・。
草葉の陰にひっそりと、葉緑素を持たない奇怪なギンリョウソウの姿が見える。
高度が増すにつれてガスが強まり、帽子を深めにかぶり直す。毛無山からの
縦走路の分岐に来る。
右にコースを変え、急尾根はペースダウン。丸木階段を登りきると金ヶ谷山。
樹間から大山が見えるはずだが、ガスで展望は悪い。朝鍋鷲ヶ山への縦走開始。
丸木の急階段を下る。
ガスに霞むブナ林が、幻想的なシルエットを造形している。気持ちよいミストサウナの中、
疲れを忘れるひと時だ。
アザミが散らばる笹原の山頂に着く。朝鍋鷲ヶ山はなだらかで広く、
鉄塔の展望台が設置されている。
以前は朝鍋山で、鷲ヶ山は少し離れたピークだったらしく、現在は合体した山名。
展望台に登るが風がとても強い。三平山越に大山、烏ヶ山、皆ヶ山、蒜山と
望遠できるが、手摺は強く握ったままで離せない。
蒜山つるやの巻寿司と、シャキシャキの玉ねぎ天ぷらの昼食を済ませて下山。
砂利の林道を曲がり下る。道端に自生している立派なフキに手を伸ばすが、
ここは国有林 と 天の声がする。
車侵入禁止の鎖を越えると、旧県道に出る。舗装道をだらだらと下り、足に
負担がかかり、面白みもない。山道の長時間より、1時間の舗装道の方が辛い。
58号線沿いに湧き出る岡山県名水百選・野土路の沸き水で一服し、駐車場に戻る。
八束温泉・快湯館で汗を流す。ジャージー牛乳で喉を潤し、仮眠室でリラックスする。
大山、蒜山近隣の名山制覇も残り少なくなり、満足感が高まる。(伸)