- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 鬼の舌震 おにのしたぶるい |
住所 | 島根県仁多郡奥出雲町三成 |
標高 | 300m |
特徴 | 黒雲母花崗岩地帯で、 急流により長年に わたって浸食。 大自然が織りなす V字谷の造形美が、 約2kmにわたる。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 0:35 [縦走] 0 [下り] 0:35
[歩行合計] 1:10
往復歩数] 2300歩
13:10 奥出雲交流館→
亀高駅→
13:45 宇根駐車場 13:50・・・
恋の吊橋・・・
玉日女橋・・・
鬼の落涙岩・・・
千畳敷・・・
14:25 舌震上橋・・・
鬼の洗濯岩(折り返し)・・・
14:45 清心亭・畳岩 14:55・・・
恋の吊橋・・・
15:10 宇根駐車場→
たかの→三次東→自宅
(玉峰山からつづく)
地名は出雲国風土記にある「和仁のしたぶる」が転訛したものといわれ、
和仁は、ワニもしくはサメのことで、郷里の玉日女命を慕った伝説。
“したぶる”とは“慕う”のこと。
玉峰山登山を終え、松本清張・砂の器で有名になった亀高駅に立ち寄る。
実際撮影に使用されたのは、近くの八川駅だったとか。
25号線、鬼の舌震・宇根駐車場(無料)に着く。
土産物店を通過し、鬼の舌震に入る。長さ160m、高さ45mの舌震の恋の吊橋の
中央まで踏み入れて戻る。
斐伊川の支流、大馬木川の峡谷の散策開始。恋吊り橋の左脇道を下り、
玉日女橋を渡る。
川添いの遊歩道を上流に向かう。烏帽子岩をはじめ、奇岩、巨岩が現れる。
全ての巨大な岩で、白濁した渓流が、轟音を響かし、迫力満点。
2つの甌穴から水が流れる。水量が少し多い鬼の落涙岩。
高さ30mの岩上の独立峰の水瓶岩(はんどいわ)。山手から見ると水瓶に
見えるそうだ。
天狗橋からの対岸へは進入禁止で、水瓶岩の至近距離での探勝は不可。
ほぼ絶壁に張り出した橋の遊歩道で絶景に見とれる。
足下が危うくなる巨石の渓谷美。スリルも充分味わえる。
大絶壁の大天狗岩をすり抜け、平らで大きな千畳敷。
鬼滅の刃・炭治郎が斬った岩の聖地にも選ばれ、スパッと2つに割れた鬼の試刀岩。
舌震上橋を渡り、鬼の洗濯岩、鬼の陰陽石を探勝し、折り返す。
休憩所・清心亭で一服。畳岩に渡り、渓谷を覗き込み、造形美を堪能する。
与謝野晶子と鉄幹夫妻が訪れ、歌を詠んだ場所だそうです。人面岩が真下に。
帰りはバリアフリーの遊歩道を歩く。
玉日女神社を見上げ、恋の吊り橋を渡って駐車場に戻る。
日帰りで奥出雲を充分散策し、帰路につく。(伸)