船通山 登山(2回目)

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 船通山 せんつうさん
2回目
住所 島根県仁多郡奥出雲町
鳥取県日野郡日南町上萩山
標高 1142.5
特徴 島根/鳥取の県境に位置し、
山頂にはカタクリの
群生が広がる。
たたら製鉄と
八岐のおろち伝説の山。
満足度 ★★★★★
天気 /

[上り] 1:00 [縦走] 0 [下り] 0:50
[歩行合計] 1:50
[往復歩数] 9800

  6:45  自宅→
           庄原ゆめさくら→
           多里→
  9:45  登山口P  9:55・・・
10:10  林間広場・・・
           健脚コース・・・
10:35  天狗岩・・・
           金明水・・・
10:50  イチイの木・・・
10:55  船通山  11:50・・・
11:55  イチイの木・・・
           一般コース・・・
12:10  烏帽子岩・・・
12:30  林間広場・・・
12:40  登山口P

気候不順により野菜高騰の折、庄原ゆめさくらで地元野菜を購入する。
牛すじ煮込ピザ、餅入り明太子ピザに炭焼きコーヒーを添えて、腹の調子を整える。

ピザとコーヒーの朝食

183号線、多里から15号線に入り10分位で林道船通山線の入口に来る。
まだ桜が咲き誇る曲がりくねった林道を、5分で駐車場に着く。

上萩山登山口

登山案内板を見てから、谷沿いの登山口から出発。
淡い新緑の木々は見当たらず、まだ蕾の状態の山道を登って行く。

新緑間近の沢伝い

鶯と谷のせせらぎが耳に優しく伝わる。
10分で休憩小屋、トイレが設置された林間広場に到着。

エンレイソウ

ここから健脚と一般コースに別れ、当然健脚コースを選ぶ。
初めて見るエンレイソウが咲く沢沿いの急斜道となる。

次第に険しくなる沢沿いの山道

小さな滝の手前の沢を横切り、自然の石段を上る。
そそり立つ天狗岩を巻くように上り、天狗の頭に出る。

天狗岩

麓方面の展望が開け、近くには金明水が岩峰から
湧き出ている。ベンチに腰掛て小休止。

金明水

ミヤマカタバミ、ネコノメソウ、スミレサイシンが金明水の近くで群生している。

ネコノメソウ

高くなった階段に、気合いで短足を伸ばし、ブナ林をジグザグに登る。

キケマン

樹齢2000年と推定される巨大な天然記念物のイチイの木まで来る。
須佐之男命が稲田姫と結婚し、ここに宮居を構え、大蛇の霊を慰めるために
植えたという伝説がある。

樹齢2000年のイチイの木

丸太階段を上り詰め、低木林から出て、なだらかな芝生の船通山山頂が現れる。
鳥居に社、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の碑が建てられ、
八岐のおろち退治で有名な神剣出現の地とされている。

船通山山頂

南側一帯はカタクリ群生地でロープで保護されている。咲き誇るカタクリの花で、
ピンク色の山頂を描いての登頂だったが、ちらほら一部咲き程度。裏年か?

鳥居に社、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の碑

芝生に座り、昼食。大山リベンジのとん汁とミニカップめん、ゆめさくらのおはぎ、
いなり寿司と桃太郎トマト。神話の里奥出雲、猫山から道後山、日本海に大山、
蒜山もくっきり遠望でき、360度の展望に大満足する。

カタクリの花

帰路はイチイの巨木から左に進み、一般コースを下る。なだらかな階段で
大きく折り返す遊歩道が続く。烏帽子岩を通過し、階段を下り分岐に戻る。

ミヤマカタバミ

駐車場はほとんど満車状態で人気の程が分かる。前回は横田地区から
鳥上滝コースを登り、亀石コースに下る。今回のコースも趣があり、短時間で良い。

船通山 展望

カタクリの満開には少し早かったが、コースも良く、空気も澄んでいて
満足できた山だった。 (伸)

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