氷ノ山・三徳山投入堂 登山(2回目)

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 氷ノ山 2回目 日本二百名山
三徳山投入堂
 2回目
住所 鳥取県八頭郡若桜町春米
鳥取県東伯郡三朝町
標高 ひょうのせん 1510
みとくさん なげいれどう 500
特徴 ▲氷ノ山
中国山地第2位の標高で
兵庫県と鳥取県の県境に位置する。
スキー、登山、キャンプにと大自然を味わえる。
▲三徳山投入堂
山岳仏教の霊場、三徳山三佛寺。
役行者が法力で断崖に投入れたと
言われる投入堂は、国宝となっている。
☆☆☆☆
天気 ☀/☁

7月31日 氷ノ山
[上り] 2:30 [縦走] 0 [下り] 2:05
[歩行合計] 4:35
[往復歩数] 21400
  3:50  自宅→津山IC→
  8:40  響の森駐車場  9:00・・・
  9:15  仙谷登山口・・・
10:00  鎖場・・・
10:20  巨石・・・
10:35  ブナ林台地・・・
11:05  仙谷分岐・・・コシキ岩・・・
11:30  氷ノ山  12:15・・・
13:15  氷ノ越  13:25・・・
14:15  キャンプ場分岐・・・さざれ石・・・
14:25  伊勢道登山口・・・
14:30  響の森駐車場→
14:40  ひょう太くん(泊)

8月1日 三徳山投入堂
[上り] 1:30 [縦走] 0 [下り] 1:00
[歩行合計] 2:30
[往復歩数] 10500
  6:40  氷ノ山ひょう太くん→
  9:10  三徳山駐車場  9:20・・・
  9:25  登山口・・・
  9:35  三佛寺・・・
  9:38  宿入橋・・・
  9:55  かずら坂・・・
10:25  文殊堂  10:30・・・
           地蔵堂・・・鐘楼堂・・・
14:15  観音堂・・・
           馬ノ背・牛の背・・・
10:50  投入堂  11:00・・・
12:00  駐車場→
          漁師店「海」→
15:30  かんぽ皆生(泊)

 

 

 

 

7/31 氷ノ山
山陽道、岡山道、中国道の津山ICで降り、53、29、482号線を上り、
氷ノ山響の森に、5時間弱で到着する。13年ぶり再挑戦だ。外に出ると、
めまいでふらつきそうな猛暑。熱中症対策を考慮し、仙谷コースを選択。

仙谷登山口 クマに注意

スキー場アルパインコースに向け、林道を歩く。
仙谷登山口に着くが、クマ注意の看板が出迎えてくれる。鈴の準備OK。

連立する巨木を縫って

谷沿いの登山道は杉林からブナ林に変わり、木漏れ日の中、谷川の冷風に
包まれて気持ちがいい。

雰囲気の良い山道

巨大ブナ、トチノキが連立し、数度の沢渡りを繰り返すと、唯一の鎖場に来る。

唯一の鎖場

ゴロ岩が重なる沢を、リボンテープを目印に越えて行く。

ゴロ岩の登り

沢奥の巨石の前を左に登り、ブナの根がはびこる台地に着く。
汗を拭いて休憩後、ブナ林を幾度となく折り返すと、氷ノ越コースに合流する。

ゴシキ岩を左に巻いて

コシキ岩を大きく巻き、ジグザグの階段を登って行く。三角屋根の避難小屋が
突然、丘陵地の頂に出現。あと少し。

山頂が見える

最後の階段を登り詰め、氷ノ山山頂に到着する。

氷ノ山山頂

周囲を笹に覆われた広大な丘陵地で、真夏の日差しがガンガン照りつける。
避難小屋の日陰に陣取り、昼休憩。

広い丘陵の山頂

ゲレンゲが広がるハチ高原スキー場を眺め、40年前の思い出に浸る。展望台から
三の丸への縦走路を眺めるが、猛暑ため断念し、氷ノ越への下山を決行。

振り向くと氷ノ山山頂が見える

尾根沿いのブナ林を、緩やかに下ると、伊勢詣りの古道の峠、避難小屋が建つ
氷ノ越に着く。振り向くと、氷ノ山山頂が伺える。

伊勢古道峠 氷ノ越

突然現れたタヌキに分れ、急坂の階段を下り、古道の名残の石畳を踏み、
さざれ石を通過すると、伊勢古道登山口に着く。

伊勢古道 氷ノ越登山口

天空の宿「ひょう太くん」にチェックインし、疲労回復。
1泊夕食 和室 ¥7930。

8/1 三徳山投入堂
山陰道の白兎海岸に立ち寄り、三朝温泉近くの三徳山第二駐車場に着く。
ジリジリと猛暑の日差しが降り注ぐ中、表参道の石段を登る。

表参道からお参り登山

受付で本堂参拝料¥400納付する。皆成院、正善院、輪光院を過ぎ、長い
石段を登り、三佛寺で安全祈願する。

三徳山三佛寺 安全登山を祈願

登山参拝事務所で、入山届に氏名と時間を記入し、靴のチェックを受ける。
不可の時は、わら草履(¥500)に履き替えるらしい。

六根清浄の輪袈裟を付けて

入山料¥200を納め、六根清浄の文字が書かれた白い輪袈裟(わげさ)を
身に付け入山。欲望や迷いを断ち切り、心と体を清らかにすること。
観光ではなく修行であるため、飲物は良いが、食事は厳禁。

巨木のパワーを貰って

巨大杉が立つ朱塗りの宿人橋を渡り、行者道が始まる。

宿人橋を渡ると行者道

根っ子がむき出した急登のかずら坂を手で掴んで登る。

かずら坂をよじ登る

文殊堂への岩峰

岩壁の鎖場をよいしょと登り詰めると、文殊堂。

文殊堂の鎖場

靴を脱いで、手摺の無い縁側は怖いが一周する。眺望を楽しんで一服。

文殊堂縁側で一休み

岩峰を乗り越えると地蔵堂。鐘楼堂の鐘を付いて馬ノ背、牛の背を渡る。

馬の背を通過

岩窟の観音堂の裏を通り抜け、岩壁を回り込み、国宝・投入堂を見上げる。

観音堂 裏を回り込む

垂直の岩壁がそびえる中央の岩窟に、役行者が法力で投入れたと言われる。
まさに浮かんでいる様の平安後期の建造物に目を見張る。

国宝 国宝投入堂

帰路は注意して往路を戻り、宿人橋を渡る。輪袈裟を返還、下山時間を
記帳して三佛堂に戻る。日本一の水琴窟の響きを聴いて、石段を下る。

お参り登山終了

輪光院の百八煩悩転生大念珠をカチカチと回し、厄除け開運を祈る。
裏参道を下って駐車場に戻る。

白イカ丼

モサエビ丼

赤崎の魚料理店「海」で、モサエビ丼、白イカ丼(共に¥1550)に舌づつみ。
かんぽの宿皆生に向かう。
1泊2食 6和 ¥12500  (伸)

関連記事

PAGE TOP