擬宝珠山・象山 登山

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 擬宝珠山
象山
住所 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成
標高 ぎぼしやま 1110m
ぞうやま 1085m
特徴 大山と蒜山の中間の
鏡ヶ成平原に位置し
四季を通じてファミリー、
登山者に親しまれる
ハイキングコースの山。
満足度 ★★★☆☆
天気 ☀/☁

[上り] 0:30 [縦走] 0:50 [下り] 0:35
[歩行合計] 1:55
[往復歩数] 7900

11:15  三平山 P→
11:45  大山鏡ヶ成 P  11:50・・・
11:55  登山口・・・
12:20  擬宝珠山・・・
12:35  リフト降場・・・
12:50  鞍部分岐・・・
13:10  象山  13:30・・・
13:35  展望台・・・
12:50  新小屋峠分岐→
14:05  大山鏡ヶ成 P

 

三平山下山後、鏡ヶ成に到着。本館前の駐車場に停めて出発する。特産品売場を
見つけて立ち寄り、道草をする。

これから擬宝珠山へ

ロッジのレストラン右横にある登山口の標識を確認して、ジグザグに上って行く。

マツムシソウ

ミズナラ、ブナの大木が混じる林の中の山道は、落葉のふわふわじゅうたんで
足に優しい。大きなどんぐりを見つけて、数個、ポケットにしまい土産に。

樹林帯の山道

赤く熟れたナナカマドの実が目立ち、紅葉一番乗りだと威張っているみたいだ。
木立の間から烏ヶ山(からすがせん)が見え隠れするのを、眺めながら
上って行くと明るさが増し、笹と芝の擬宝珠山に着く。

笹と芝の擬宝珠山

鬼女台越しにさっき登った三平山、そして毛無山、鷲ヶ山、皆ヶ山と南東の
山々が展望できる。すぐ縦走開始し象山へ向かう。

象山展望

縦走路は落葉で石が隠れ、危ない場面もあったが、ブナ林を2,3度折り返し
下ると、積雪を待ってるリフト降場に着く。

鞍部から登り返す

草刈りされたゲレンデ途中から紅葉にまみれた象山の全貌が姿を見せる。
低木林の坂道を下り、本館分岐の鞍部まで来て上り返す。
両脇の木々が赤、黄に染まる石段を上る。いささか今日3つ目の山とあって、
上りはきつい。おまけに快晴で日差しが強く、腹も空いたコンディション。

象山山頂

振り返ると、擬宝珠山から下るうねった登山道が周りの紅葉に囲まれ美しい。
展望台からの分岐を右に上り詰めると象山山頂。

擬宝珠山からの縦走路

烏ヶ山、大山東峰、矢筈ヶ山、甲ヶ山の眺望がいい。鏡ヶ成の芝生でのんびり
寝転がったり、座って弁当を開いてる情景が望め、大変和やかな風景だ。

烏ヶ山、大山東壁 展望

大きな象の背中に座り、きのこのカップヌードルと蒜山おこわ(¥500)の昼食時間。

蒜山おこわ

下山は新小屋峠方面に向かう。5分で展望台に到着し、より迫った烏ヶ山、
大山東峰を堪能する。丸太の階段の傍に、リンドウが咲きはびこる坂道を下る。

広葉樹林帯を下る

新小屋峠分岐を左に曲がり、ブナ林、ミズナラ林の木陰を歩いて本館の裏に出る。
ススキ原から象山、擬宝珠山を眺めてルートの復習をする。

ブナ林を通過する

本館・鏡ヶ成の湯(¥500)に浸かり、登頂3山の印象を目を閉じてたどる。
湯上りの冷たい大山牛乳(¥150)で喉を潤おす。鏡ヶ成設置のライブカメラに、
15:08に置き土産して帰路に着く。

這いつくばった象山

大山環状道路の鍵掛峠から、紅葉に染まる大山南壁を多くのツァー客の間で観覧し、
桝水原経由でいつものルートで帰る。

大山南壁

大山も良いが、色々な場所、角度から大山を望遠するのも、実に贅沢で
山の魅力を引き出せてよい。

大山外輪山の鳥瞰図が、頭に描けるようになるまで登り続けたい。
自然の偉大さに比べ、ちっぽけな自分の存在を知る山旅だった。(伸)

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