- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 大山弥山 6回目 (日本百名山) |
住所 | 鳥取県西伯郡大山町 |
標高 | だいせんみせん 1710m |
特徴 | 中国地方の最高峰で 国立公園の中心。 伯耆富士とも呼ばれ、 四季を通して 多くの登山者にも 人気のある霊峰。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☁/☀ |
[上り] 2:20 [縦走] 0 [下り] 1:50
[歩行合計] 4:10
[往復歩数] 21100歩
5:30 広島東→
8:15 蒜山IC→
大山環状道路→
10:15 大山下山P 10:25・・・
11:00 三合目・・・
11:25 五合目・・・
12:25 八合目・・・
12:45 大山弥山 13:10・・・
13:50 六合目・・・
14:25 三合目・・・
15:00 下山P→
岸本温泉→
江府IC→
広島東IC
道路沿いの満開の桜を観賞しながら中国道、米子道を走り、蒜山ICに到着。
地元野菜、葉わさびを入手する。
御机で大山北壁を眺めながら、見つけたつくし狩りに余念がない。
大山環状道路を廻り、下山駐車場に着く。
大山登山病に取り付かれた患者の車は5台で、まだ寒々とした駐車場だ。
トイレのドアの張り紙に昨年の秋、この辺りでクマを目撃。
クマさんはまだ冬眠中でしょう。・・つぶやいて出発。
人気のない大杉が連立する夏山登山道の石段をゆっくり上る。入山届所を過ぎ、
丸太の階段となる。次第にブナ林に変わり、一合目辺りからきつくなる。
ブナの新芽が赤みを帯びて膨らみ、新緑の準備中だ。
五合目までは期待した雪はなく、無難に到着する。天候も良く長袖一枚でOK。
所々で残雪を踏みしめるが問題ない。非難小屋のある六合目まで来る。
三鈷峰、大山北壁の白、黒、グレー、緑の縞模様が鮮やかだ。
七合目前後から山道は残雪で覆われる。締まった雪でステップも刻んであり、
歩き易い。八合目は日当たりが良く、ゴロ石の網かごの階段が露出している。
弓ヶ浜、中海、宍道湖と最高の眺望が飛び込んでくる。ダイセンキャラボクの
中の木道は天空の登山路。トントンと足音を響かせながら進む。
風当たりが強くなり、時折突風が進路を塞ぐ。フリースを着込んで、アイゼンの爪で
傷ついた木道をさらに上る。
山頂小屋を通過して大山弥山に到着する。
5月連休は、座る場所もなかった登山者が、今回は8名程のガランとして寂しい。
剣ヶ峰、烏ヶ山、三鈷峰、裾野から日本海まで3D映像を見ているようだ。
時折、日が射すが、5℃の気温と風で体感温度は相当低い。
ザックからとん汁、アサリのみそ汁のカップを取り出し、水、鍋、ガスボンベ・・・あっ!コンロがない。
冷えた作州太巻き、むすび、コロッケの昼食となるが、なんとか食べると落ち着く。
じっとしていると身体が冷えてくるのが早い。貸切の山頂を後に、
早々の下山となる。残雪の下りも滑ることなくテンポよく下れる。
五合目までは意外と楽だったが、三合目辺りから連続した階段の下りは辛い。
今年初めての長丁場だ。みそ汁のショックも増幅して、ひたすら耐えて歩く。
駐車場に到着して笑顔が戻る。まだまだ歩けるじゃん。と強気になる。
車が2台になった駐車場を出る。
岸本温泉ゆうゆうパル(¥400)でリセットして帰宅する。(伸)