熊野古道・紀伊半島 の旅 3/3

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 熊野古道・紀伊半島の旅 3/3
くまのこどう・きいはんとうのたび
住所 和歌山県東牟婁郡串本町
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
三重県熊野市
標高 1~300
特徴 熊野古道中辺路で
最も色濃い大門坂、
熊野那智大社、
青岸渡寺、那智の滝。
そして伊勢路の
鬼ヶ城、花の窟、
七里御浜を散策。
満足度 ★★★★★
天気 /☁

[上り] 0 [縦走] 0 [下り] 0
[歩行合計] 0
[往復歩数] 17900

  6:10  フェアフィールドマリオット和歌山串本・・・
  6:15  橋杭岩  8:30
  9:15  那智の滝  9:50
10:00  熊野那智大社・・・
           青岸渡寺  11:00・・・
           大門坂  12:00
           鬼ヶ城(昼食)13:40
13:45  七里御浜・・・
           花の窟  14:45
16:30  津駅(ひのとり)17:24
18:09  名古屋駅(のぞみ79)19:26
21:46  広島駅
 

3日目・2/22(土) バス走行240km

早朝、橋杭岩の夜明けを見に海岸に赴き、コーヒーを手に待つ。

橋杭岩の日の出

6:34、岩峰の間から日の出を迎える。

干潮の橋杭岩

マグマが冷えて固まり、海の浸食によって硬い部分だけが残った自然の造形美に、
驚かされる。

那智の滝 飛瀧神社の鳥居

バスで那智の滝へ移動。飛瀧神社の鳥居を抜け、石畳階段を降りる。

那智の滝への石段

落差133m、滝壺深さ10mの那智の滝が、怒濤を発して流れ落ちる。

那智の滝

御瀧拝所舞台に上がり、ご神体を見上げて手を合わせる。

熊野那智大社 鳥居

バスで移動し、駐車場から467段の石段を上る。

熊野那智大社 礼殿

朱塗りの鳥居を潜り、那智の滝がご神体の熊野那智大社に着き、礼殿に参拝。

熊野那智大社 本殿(HPより)

本殿は一般参拝は入れず、初穂料を納めると特別参拝できるそうだ。

大楠の

樹齢約800年、大楠の空洞化した幹の根元の胎内くぐりを試みる。

胎内くぐり

護摩木に願事、氏名を書き、手に持って樟霊社と呼ばれるご神木を
くぐり抜け、生まれ変わる。

青岸渡寺

隣に位置する青岸渡寺に参拝。天然木造りの西国巡礼第一番札所である。

三重塔 背後に那智の滝

那智の滝を背景に朱色が輝く三重塔は見事に映える。
ホラ貝の音が響き、より気分を高める。

大門の跡地 六町石

ぐるりと周り駐車場に戻り、語り部の案内で出発。
開けた、昔、仁王像が立つ大門があり、大門坂と名付けられた。

大門坂

六町石から267段の大門坂・石畳石段を約650m下る。

大門坂

樹齢800年以上の老杉並木の苔むした石畳は、熊野古道で最も色濃い
神聖な巡礼路。

V サインの大杉

昔、通行税を取った十一文関跡から那智の滝を遠望。

多富気王子

中辺路最後の王子社、多富気王子を過ぎる。

老巨木 楠木

樹齢800年、巨木の夫婦杉のパワーを授かり通過する。

夫婦杉 後から

夫婦杉

俗界と聖域を分ける振ヶ瀬橋を渡り、鳥居を潜る。

振ヶ瀬橋

舗装路を下り、大門坂と語り部さんとお別れ。

大門坂始まり

三重県に入り、鬼ヶ城で自主昼食。

鬼ヶ城入口

鬼の岩屋とも呼ばれ、隆起、風化、波の浸食の奇岩奇勝を楽しむ。

岩門

千畳敷

奇怪な天井

散策路

波打つ蜂の巣天井

鬼ヶ城から引き返し、花の窟に着く。語り部さんの案内で道路を越えて
伊勢路・浜街道の七里御浜に降りる。

七里御浜

約20km続く日本で一番長い砂礫海岸の七里御浜を散策。

七里御浜の堤防から 花の窟展望

日本最古の神社といわれる、花の窟(いわや)に参拝。

花の窟 石鳥居

手水舎横に鎮座する丸石は花の窟上部から降臨したと言われる。
触って健康を祈る。

手水社の横の丸石

大谷翔平も丸石に触れ、飛躍を祈願したそうだ。

花の窟 上部

高さ45mの巨岩がご神体で、約170mの大綱を岩上から七里御浜まで
渡す御綱掛け神事が、年2回実施される。

イザナミノミコトを祀る花の窟

津駅までバス移動。奥伊勢辺りで山々がかすみ、雪が舞う帰路。

さんま寿司の昼食

近鉄特急ひのとりで名古屋駅へ。

特急ひのとり

レギュラー座席(HPより)

新幹線のぞみでビールで乾杯。広島に戻る。

名古屋名物 ひつまぶし巻

熊野古道の紀伊路、大辺路、中辺路、小辺路、伊勢路を短時間ながら味わい、
熊野詣 無事終了。(伸)

熊野もうで 飲もうで・・

(阪急交通社: 熊野古道・紀伊半島の旅 ¥92900)

 

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