開聞岳 登山

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 開聞岳(日本百名山)
住所 鹿児島県指宿市
標高 かいもんだけ 924
特徴 薩摩半島最南端にそびえ、
東シナ海にせり出した美しい円錐形の山容は
「薩摩富士」と呼ばれている。
満足度 ★★★★★
天気 ☁/☀

[上り] 2:40 [縦走] 0 [下り] 2:30
[歩行合計] 5:10
[往復歩数] 11500

4/28.29
19:00
  広島新幹線口 登山ツァーバス→
  4:40  開門公園  5:50・・・・
  6:10  二合目登山口・・
  6:50  五合目・・
  7:10  七合目・・
  7:45  仙人洞・・
  8:20  はしご・・
  8:30  開聞岳  9:00・・
10:40  五合目・・
11:30  開門公園 登山ツァーバス→
11:30  開門荘→薩摩城→
23:00  広島新幹線口

 

4月28.29日
読売旅行登山バスツァーに参加。広島新幹線口を19:00出発し、翌朝4:40薄暗い
開聞公園に到着する。振動と騒音で、1時間程度の睡眠しかとれなかった。
持参したむすび朝食、登山準備、ストレッチ終了。

開門公園から二合目登山口へ

現地山岳会の登山ガイドを先頭に、40名弱の団体の後方に付いて出発する。
後方の位置は自由で都合がいい。芝生の野外広場に出ると、正面に円錐形の
開聞岳の全貌が現れる。ピンクのサツキ、ローラースキー場を通過し、二合目の登山口に。

熔岩のゴロ岩が続く

杉と松が混じる照葉樹林の、薄暗い森に入る。シダに覆われ、U字にえぐれた
山道は、黒い溶岩肌を見せ、太古の歴史を物語っている。朝日が真横から
密林まで差込、幻想的な雰囲気が漂う中、行列は続く。

五合目で小休憩。40名近くが休憩すると、広場も足の踏み場もなくなる。
樹木の狭間から、朝日に輝く海面に、薩摩半島最南端の長崎鼻が浮かんでる。
溶岩砂利が続く山道は滑りやすく、勾配も次第に増して来る。ウグイスを始め、
小鳥のさえずりが心地良い。

岩峰を乗り越えて

六合目を過ぎた頃から、ゴツゴツした岩肌になり、足元に注意が必要となる。
七合目のアカカシの巨木を通過。連続する大岩の上を選びながら渡って行く。
左手に薩摩半島が時々現われ、展望が利く。旧噴火口の跡「仙人洞」がある。
七合目まではコニーデ型、その後の噴火で、トロイデ型をなすニ重式火山だそうだ。

旧噴火口 仙人洞

八合目を過ぎ、岩場に架かる4m程のハシゴを登る。展望が開け薩摩半島西側の
枕崎の湾曲した海岸線が見える。岩場を越えて進むと、らせん状の登山道も
一回転し、北側に開聞公園越しに、カルデラ湖の池田湖が見える。

はしごを登る

あと52mの標識の上方より先頭の歓声が聞こえる。黒い大きな溶岩が立ち
並ぶ開聞岳山頂に到達。山頂の北側は溶岩ドームで、南側にはネズミモチの
群生が広がる。昭和63年、皇太子殿下登山御立所の石碑が掲げられている。

開聞岳 山頂

僅か30分の休憩後、下山開始。早朝だったため、次々に登山者と出会う。
ミーンミーンとセミの鳴き声、これも異常気象の性か?下山に意外と時間を要したが
無事到着。管理事務所で登山証明書をもらう。

国民宿舎・開聞荘の座敷で昼食。ビールが、乾いた喉に染み込む。露天風呂で、
東シナ海に浮かぶ薩摩富士を眺める。

東シナ海に浮かぶ薩摩富士

広島に23時着、自宅へ24時前だった。
夜行日帰り登山バスツァー(¥18800)の終了。 (伸)

関連記事

PAGE TOP