大船山(2)・由布岳(3)・宇佐神宮 登山

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 大船山2回目 日本三百名山
由布岳3回目 日本二百名山
宇佐神宮
住所 大分県玖珠郡久住町
大分県宇佐市南宇佐
標高 だいせんざん 1786
ゆふだけ 1583.5
うさじんぐう
特徴 ▲大船山
九重連峰の東の盟主で、
船が転覆したような姿から名が生まれ、
荒削りながら雄大で気品がある。
▲由布岳
東峰と、最高峰の西峰の
2つのピークからなり、
美しい円錐形から豊後富士と呼ばれる。
▲宇佐神宮
伊勢神宮に次いで皇室からも
崇敬される全国八幡社の総本宮。
通称、宇佐八幡と呼ばれている。
満足度 ★★★★★
天気 /

10/14  大船山
[上り] 3:55 [縦走] 0 [下り] 3:20
[歩行合計] 7:15
[往復歩数] 35150
  2:50  自宅→
  7:07  湯布院IC→
  7:45  長者原駐車場  8:00・・・
  8:48  指山分岐・・・
  9:13  雨ヶ池・・・
10:05  坊がつる  10:15・・・
11:10  五合目・・・
11:40  段原・・
12:05  大船山  12:40・・・
14:00  坊がつる  14:20・・・
14:55  北千里・・・
15:15  すがもり越・・・
16:20  長者原→花山酔(泊) 

10/15 由布岳
[上り] 1:20 [縦走] 0 [下り] 1:20
[歩行合計] 2:40
[往復歩数] 14600
  7:45  花山酔→
  8:45  由布岳正面登山口駐車場  9:05・・・
  9:18  取り付き・・・
  9:48  合野越・・・
11:10  マタエ  11:20・・・
11:50  由布岳西峰  12:00・・・
12:30  マタエ  12:40・・・
12:50  由布岳東峰  12:55・・・
13:05  マタエ  13:10・・・
14:08  合野越・・・
14:40  駐車場→宇佐IC→
          はちまんの郷宇佐(泊)

10/16 宇佐神宮
[上り] * [縦走] * [下り] *
[歩行合計] 1:20
[往復歩数] 9700
  8:00  はちまんの郷宇佐→
  8:10  宇佐神宮駐車場・・
           大鳥居・・・手水舎・・・
           下宮・・・夫婦石・・・
           若宮神社・・・宇佐鳥居・・・
           上宮・・・菱形池・・・
           呉橋・・・
  9:30  駐車場→
           家族旅行村安心院→院内IC→
           広島
 

 

10月14日 大船山
東九州道を走り、長者原駐車場に着く。準備後、タデ原湿原の木道に入る。

タデ原湿原 正面に三俣山

ゴロ岩の樹林帯を行く

湿原を横切り、樹林帯を抜ける。雨ヶ池の木道を進み、雨ヶ池越からは下り。

雨ヶ池 前方に平治岳

標高1200mにある広大な湿原盆地・坊がつるのススキ野に到着する。

芹洋子が歌う、「坊がつる賛歌」は広島高等師範学校(広大)の山岳部の
歌が原曲だそうだ。

坊がつるに入る

リンドウの咲く分岐から大船山に向かう。ゴロゴロと複雑に並ぶ黒い溶岩石を
踏み越えながら樹林帯を上る。
雨水でえぐれた山道の脇に、苔むした岩と倒木が横たわる。

眼下に 坊がつる

五合目で坊がつるが広がる展望地で休憩。ガレ石の灌木帯を通過すると
主尾根の段原に着く。一気に展望が開け、目指す大船山が姿を現す。

主尾根に着く

尾根筋に樹林帯を抜け、岩場を上り過ごすと、大船山山頂にたどり着く。

大船山山頂

久住山、中岳、星生山、三俣山、平治岳。由布岳も頭を覗かせ、坊がつるを
眼下に望み、むすび弁当を開く。

御池の周囲の紅葉

澄みきった青空、爽やかな秋風だが、紅葉は10日ぐらい遅れているらしい。
東方面に少し下り、色付き始めの火口湖である御池を展望する。

山頂から段原を望む

往路を下山。坊がつるからすごもり越コースに。法華院温泉山荘を通過し、
岩場を越え、白砂の北千里浜に着く。

白砂の北千里浜

正面に硫黄山の噴煙が立ち上がり、硫黄臭が漂う。モルタル製噴火シェルターが
建つすごもり越を通過する。大小のゴロ岩はとても歩きにくい。

噴火シェルター

作業用道路を下り、長者原に戻る。近くの宿「花山酔」で、温泉とご馳走と
ビールで、明日の由布岳に備える。

10月15日 由布岳
花山酔を出て、やまなみハイウェイを北上し、由布岳正面駐車場に着く。
すでに無料駐車場は満車。有料に停めると、すぐ¥500徴収に係員がくる。

正面登山口

広がるススキとササの草原に、円錐形で双耳峰の由布岳が、ドカッと居座る。
天気に恵まれ、昨日の疲労感を吹き飛ばしてくれる草原歩きは気持ちいい。

爽やかな草原

取り付きから左に入り、広葉樹林帯を進む。谷沿いの山道に変わり、
折り返すと、ベンチある合野越の休憩地。

溶岩石が並ぶ樹林帯

合野越の休憩地

整備された樹林帯で、10数度の折り返しで、展望が開ける。湯布院盆地が
眺望でき、九重連山も伺える。
さらに繰り返しが続き、岩肌も多くなる。

傾斜が増してくる

東峰と西峰の鞍部のマタエに着く。岩陰に身を寄せ、むすび1つ腹ごしらえ。
気合い入れ、西峰の鎖場に挑む。

西峰と東峰の鞍部 マタエ

右手で鎖、左手は岩肌、足場を選んで、トカゲのように這い上がる。

岩場を這い上がる

立ち塞がる岩峰

ピークを越え、障子戸と呼ばれる岩峰を、カニの横這い。鎖を掴み、3mの緊張。

障子戸と呼ばれる岩峰

数度岩肌を上り、由布岳西峰山頂に到達する。平坦な山頂は展望抜群で、
九重連山、湯布院の街並み、大勢の登山者で賑わう東峰が隣に。

西峰山頂

マタエまで下山し、昼休憩。空身で東峰へ挑む。由布岳東峰は溶岩石の大きな
山塊が連立し、山頂標識前で、記念写真の列ができている。

東峰

マタエまで下山。大変ゆっくり歩きの遅い団体さんで停滞。先を譲ってもらい
楽勝で下山する。

はちまんの郷宇佐の温泉で体を癒し、ビールで乾杯。

10月16日 宇佐神宮
早朝、ガラ空きの駐車場(¥400)に停める。
わずかに降る小雨の中、神橋を渡り、大鳥居から砂利道の参道を進む。

神橋を渡る

手水舎で手と口を清め、八幡鳥居から、淡い霧にけむる静寂とした森林の
中の石段を登って行く。

手水舎

若宮神社の手前、石畳の中央に並んだ三角形の二つの夫婦石がある。
いっしょに踏むと、幸せになれるそうだ。

2つの三角形の夫婦石を踏むと幸福が・・

若宮神社の前を通り、宇佐鳥居をくぐる。西大門を通り、上宮内郭に着く。

西大門を通って

神宮内郭の南正門に位置し、檜皮葺(ひわだぶき)の南中楼門の前で
二拝四拍手一拝で参拝する。

南中楼門に参拝

樹齢300年以上と言われる大楠のパワーを授かる。EXILEのUSAさんが祈願し、
アルバムが大ヒットして以来、女性の参拝者が急増したという大楠。

樹齢約300年の大楠

下宮への参拝路

片参りにならないように下宮も参拝し、蓮の中を泳ぐ鯉、霊池である菱形池、
能楽殿を散策する。

霊池の菱形池

西参道途中、屋根のついた神橋で、呉橋は10年に一度の勅使祭の時にのみ
扉が開かれる。中国の呉の人が架けたと伝えられ、橋の名の由来だそうだ。

神橋から呉橋を望む

呉橋の隣の神橋を渡る。
駐車場に戻り、安心院の家族旅行村に立ち寄り、大分を離れる。

2泊3日、けっこう歩いた山旅だったが、温泉5回、豪華飲食、後日の体重と
筋肉痛が心配。 (伸)

 

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