- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 栂池自然園 |
住所 | 長野県北安曇郡小谷村 |
標高 | つがいけしぜんえん 1900m |
特徴 | 白馬連山の山麓、標高1900mに 広がる雲上の高層湿原。 展望湿原から眺める白馬岳、 杓子岳の雄姿は魅力的。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 1:15 [縦走] 0 [下り] 1:00
[歩行合計] 2:15
[往復歩数] 13500歩
20:05 広島東IC→
豊科IC→
5:00 大町温泉 6:40→
7:20 栂池高原駅P===
ゴンドラ 20分・・・
ロープウェイ 5分・・・
7:55 自然園駅・・・
8:10 ビジターセンター 8:30・・・
8:50 風穴・・・
8:55 楠川・・・
9:10 浮島湿原・・・
9:30 展望湿原 10:10・・・
11:10 ビジターセンター===
栂池高原駅P 13:00→
糸魚川IC→
11:50 広島東IC
5:00大町温泉、黒部観光ホテルの温泉に浸かり、夜行の寝不足もさっぱり。
朝食の弁当を済ませ栂池高原スキー場にバスは着く。朝日に輝く初冠雪の白馬連山が
出迎えてくれた。
栂池高原駅からゴンドラ20分、ロープウェイ5分。高原中腹の見事な紅葉を観賞し、
空中散歩を楽しむ。オオシラビソの繁る終点自然園駅、標高1829mに到着。
温度計は3℃、思わずウインドブレーカーの襟を立てる。
広大な自然園のミズバショウ湿原には木道が設置され、その背後にガスで見え隠れ
する白馬連山がそびえる。
ガイトの説明を聞きながら、木道を歩く。どうやら中間点の浮島湿原までが
ツアーの予定らしい。添乗員に連絡し、個人行動に。ペースをあげて出発。
昨夜の冷え込みで、木陰の木道は霜で真っ白。滑らないように注意するが、
なぜか足早になる。先週、紅葉が終わり、おまけに台風18号の影響で
景観は期待外れ。落葉したダケカンバの白い幹が目立つ。
溶岩穴に万年雪が残り、夏涼しい風穴を通過。岩道を上って下ると、ワタスゲ湿原。
そして楠川の渓流。河原で休憩するハイカーや家族連れを横目に木橋を渡る。
急坂を抜けると、開けた浮島湿原に出る。分岐を直進しオオシラビソのマツボックリが
実った樹林帯の中の少し荒れたぬかるむ散策路を抜ける。目的地の標高2010mの
展望湿原に到着する。
目前に白馬大雪渓が横たわり、左に杓子岳、右に白馬岳。絶景に圧倒され、
気分の高まりは最高潮。
早い速度で湧き上がるガスで、あっという間に包み隠される白馬岳。
展望広場に、溜息が広がる。少し早いが昼食の弁当を開き、待機する。
日が射した。徐々にガスが流れ、再び白銀の白馬岳が姿を現す。カメラを取り出し、
ピントを合わす。壊れかけた脳細胞に、白馬連山をインプットする。
次から次と押し寄せる観光客で、狭い道幅は混雑する。復路は余裕で道を譲り、
ゆっくり浮島湿原を探索する。
標高2000mの山腹に出来た高層湿原はめずらしく、数万年かかって堆積した
泥炭層にミズゴケ類が生えて出来たそうだ。振り返り、白馬岳に手を振る。
栂池ヒュッテ記念館、ビジターセンターで、栂池の自然を学習し駅へ。下りの空中散歩を
楽しみ、栂池高原からバスに乗り込む。
愛トラベル社の、信州白馬栂池天空トレッキング(¥18980)の旅は終わる。(伸)