石鎚山 登山 (2回目)

  • 山情報
  • コース時間・歩数
  • 登山ルート
名称 石鎚山 いしづちさん
2回目
住所 愛媛県上浮穴郡久万高原町土小屋
標高 1982
特徴 西日本最高峰の霊山。
天にそびえる天狗岳への
縦走と鎖場の迫力は
高度感、恐怖感ともスリル満点。
満足度 ★★★★★
天気 /

[上り] 2:00 [縦走] 0:25 [下り] 1:45
[歩行合計] 4:10
往復歩数] 19100

  6:20  広島東IC→
           小松北IC→
  9:30  寒風山P→
           瓶ヶ森林道→
10:30  国民宿舎石鎚  10:55・・・
11:00  合流点・・・
12:05  成就コース分岐・・・
12:20  二ノ鎖・・・
12:40  三ノ鎖・・・
12:55  弥山  13:10・・・
13:20  天狗岳  13:25・・・
13:40  弥山  14:30・・・
14:55  成就コース分岐・・・
16:15  国民宿舎石鎚  

穏やかな晴天のしまなみ海道を通過し、西条から194号線に入る。
寒風山トンネルの手前から小雨。霧雨で視界が悪い瓶ヶ森林道を、ヘッドライトを灯して、
右左に忙しくハンドルを切る。曇り空の国民宿舎石鎚に着く。

休憩所過ぎて上りに

登山開始。5分で本流と合流し、整備されたウラジロモミの山道を行く。
鶴ノ子ノ頭を迂回し、ブナ林に入ると、登山の気分が増してくる。

土小屋を振り返る

美しい笹原と、ゴヨウマツが登山道を引き立てている。
峠に差しかかると風が強く、前方の石鎚山の山頂はガスっている。

シコウフウロ

東稜基部休憩所を通過し、石鎚山北斜面のトラバース道となり、ブナ林の道となる。
オトギリソウ、ツリフネソウ、クガイソウ、シコクフウロが点在し、山旅に色を添えてくれる。

ルンゼに架かる木橋

3、4ヶ所のルンゼを通過し、石段の山道を行く。成就コースからの合流点。

成就社からの合流点

二ノ鎖小屋下の鳥居に着く。これからの正念場に備え、むすび昼食で燃料補給。

二の鎖

二ノ鎖65mに挑戦する。斜度70、80度ぐらいだろうか岩壁は適当にデコボコ
しており、足場は確保できる。先人が数人で少し混雑。休み休み10分で登る。

絶壁の天狗岳

石鎚山全貌が展望できる休憩所で一休み。山頂はガスで確認できない。

三の鎖

続いて三ノ鎖68mに挑戦。斜度は増し、垂直に近く、疲労も蓄積。
足場確保、下を見るな、と後方から声をかける。腕力だけで登る箇所もあり、
腕の筋肉が張ってくる。

弥山山頂 石鎚神社

四苦八苦の末、15分かかって三ノ鎖を登りつめ、石鎚山弥山に着く。

弥山から天狗岳展望

石鎚神社奥宮に参拝し、巨岩群の上で休憩する。強風でガスが流れ、
垂直で岩峰がそそり立つ西日本最高峰の天狗岳が時折、顔を出す。

弥山から天狗岳へ下る

鎖に掴まり、弥山先端の岩場を3m程下り、風にあおられながら岩尾根を行く。

岩尾根が続く

巨石群を注意して通過。石灯篭が奉ってある天狗岳の1982mに着く。

険しくそそり立つ天狗岳

絶壁の岩陰で、オトギリソウが風に揺れている。

天狗岳登頂

岩尾根西側の草付きの巻き道を通り、安全に弥山まで戻る。

弥山山頂への帰路

ガスが消え、青空が広がり始めた。
岩場のテラスで残りのむすびを食べながら、ガスで変貌する天狗岳を堪能する。

天を衝く天狗岳

下りは巻き道を通り、白骨林が混じる原始林越しに西条市、瀬戸の海を眺め、
瓶ヶ森山頂にかかるガスの動きを気にしながら、往路を帰る。

異様な夕焼け

宿舎で入浴し、夕食を済ませ、早い寝床に着く。
明日は瓶ヶ森の予定。予報では天気は悪そうだ。(伸)

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