- 山情報
- コース時間・歩数
- 登山ルート
名称 | 石鎚山 いしづちさん 3回目 |
住所 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町土小屋 |
標高 | 1982m |
特徴 | 西日本最高峰の 山岳信仰の山。 霊峰の象徴である 表参道の鎖場と、 天狗岳への縦走は 迫力満点。 |
満足度 | ★★★★★ |
天気 | ☀/☁ |
[上り] 2:45 [縦走] 0 [下り] 2:15
[歩行合計] 5:00
[往復歩数] 18500歩
4:15 自宅→しまなみ海道→
6:40 いよ西条IC→
瓶ヶ森林道→
8:30 土小屋P 8:50・・・
9:45 五葉松休憩所・・・
10:35 成就社合流点・・・
11:00 二の鎖(待10分)・・・
11:30 三の鎖(待10分)・・・
11:50 弥山 12:10・・・
12:30 天狗岳 12:45・・・
13:00 弥山・・・
15:00 土小屋P→
木の香温泉→しまなみ海道→
21:30 自宅
眩しい朝日を浴びる瀬戸のしまなみを渡る。新緑が萌える標高1600m、四国の
屋根を東西に貫く瓶ヶ森林道。天空のドライブコースは、別名UFOラインと呼ばれる。
ほぼ満車状態の土小屋駐車場に到着。鋭利な霊峰石鎚山の全貌が伺え、心配した
天気も薄日が出迎え。石鎚神社で安全祈願し、ウラジロモミが繁る山道に入る。
鶴ノ子ノ頭北側のブナ林を抜け、明るい笹原にウラジロモミが立ち並び、道端の
ショウジョウバカマが可愛い。石鎚東稜が望める五葉松休憩所で桜餅の休憩。
繰り返し木道の橋を渡り、雪渓のルンゼを注意して横切る。登山者の間隔も
狭まりペースが落ちる。
成就社からの合流点で一気に登山者が増え、鳥居の側近で2度目の休憩。
鳥居をくぐり、十数人が行列で順番待ちする二の鎖。
足場を決めながら、鉄の大鎖に挑むこと15分。自信を得て続いて三の鎖へ。
二の鎖より傾斜は増し、足場も決めにくく、腕力もいる。無事乗り越えて
一気に、弥山山頂へたどり着く。
満員の山頂の隅で、天狗岳を望みながらむすびの昼食時間。一旦鎖の岩場を
降りて岩尾根伝いに天狗岳へ。
切り立った絶壁に反応して心臓の鼓動が早くなる。石鎚山最高峰、天狗岳に
奉られた祠に到着する。
子供達がザックから取り出した赤頭巾とちゃんちゃこ。
もしや・・? 山頂での思いがけない演出にびっくり。
家族と他の登山者の中で身にまとい、皆の大きな拍手のお祝いを受ける。
「おめでとう」のくす玉を割る。
はずかしいやら、てれくさいやら、突然のサプライズに大変驚いた。
記念写真を撮り、岩尾根を伝って弥山まで戻る。山頂石鎚神社で長寿と
家族の健康を祈願する。ガスで見え隠れする天狗岳を後にして下山開始。
鎖場の巻き道は、スリルを充分味わえるブレーチングの橋が続く。往路は意外と短く
感じた登山道も、帰路はとても長い。
東稜休憩所で一服し、ガスで東側半分覆われた神秘的な石鎚山を背に、
蕾のアケボノツツジを観賞し、下る。満開は1週間先か?
土小屋から再びUFOラインを堪能し、木の香温泉(¥600)で汗を流す。西条の
回転寿司で夕食会を開き、しまなみ海道、山陽道は混雑もなく、無事帰宅する。
今までで一番思い出に残る登山となった。 天狗岳の登山者の皆さんと家族に
感謝する。・・・「還暦登山」の「感激父さん」 (伸)